第98回 平成7年3月3日(金)
 
演題  グラム陰性菌を宿主とする広域宿主プラスミドの増殖調節
   酒井 裕(京都大学農学部)
 
 DNAが複製されて2倍になる過程は生命現象の根幹をなす自己増殖の最も重要な部分であります。そのDNA複製機構の解析の現状についてまずお話し頂き、その中でも酒井先生が中心的なテーマとして研究されている広宿主域プラスミドの複製機構について紹介していただきます。RSF1010に代表される広宿主域プラスミドは大部分のグラム陰性菌を宿主として増殖できますが、どうしてそのようなことが可能なのか、我々が普段よく使っているpUC118等のColE1由来のプラスミドとどこが違うのか、また広宿主域プラスミドはベクターとして使うときにどんな特徴があるのかなどについてお話していただきます。

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