公開日 2011年07月04日
福島第一原発事故により,同原発の半径20km圏内は「警戒区域」とされ立入りが規制されていますが,避難された住民の方々の要望を受けて区域内への一時帰宅が順次行われています。島根大学は文部科学省の要請に応えて一時帰宅者の放射線スクリーニング要員を派遣していますが,このほど総合科学研究支援センターの職員が同業務に従事しましたので簡単に報告いたします。
6月18日(土)に,福島県広野町の中継基地において,楢葉町,富岡町への帰宅者のスクリーニングに従事しました。一時帰宅者の方々は各地の避難場所から中継基地へ集合し,健康チェックを受けた後,防護服と線量計を着用し,バスに分乗して自宅へ向かいます。中継基地に帰還後,スクリーニングエリアで放射線検査を受け, OKの場合は防護服を脱いだ後,線量計を窓口へ持参し,検査記録の交付を受けて退出されます。スクリーニングエリアにて大学より持参したサーベイメータを用い,一時帰宅者及びその持出物品の汚染状況を測定しました。13,000cpm以上で簡易除染, 100,000cpm以上で除染と決められていましたが,簡易除染レベルに達したものはありませんでした。
6月19日(日)には,福島県川内村の中継基地において,富岡町への帰宅者のスクリーニングを行いました。この日も簡易除染レベルに達したものはありませんでした。この日は個人線量記録の交付を担当しましたが,一時帰宅バスのうち1台が警戒区域内で故障し予備車両に乗り換えるトラブルがあり,この故障車両の運転手の線量が立入者中最大でした。
一時帰宅支援に従事した感想ですが,帰宅者の皆さんは遠路避難先から自宅に戻られても2時間しか滞在できず,本当にお気の毒です。スクリーニング作業中に会話を交わす余裕はないものの,持出物品を詰め込んだ袋の重さから,元の生活を取り戻したい思いが伝わってきました。希望者が一通り一時帰宅されるまでには時間がかかるとみられ,支援ニーズも継続するのではないかと思います。(遺伝子機能解析分野RI実験施設 山根)
6月18日(土)に,福島県広野町の中継基地において,楢葉町,富岡町への帰宅者のスクリーニングに従事しました。一時帰宅者の方々は各地の避難場所から中継基地へ集合し,健康チェックを受けた後,防護服と線量計を着用し,バスに分乗して自宅へ向かいます。中継基地に帰還後,スクリーニングエリアで放射線検査を受け, OKの場合は防護服を脱いだ後,線量計を窓口へ持参し,検査記録の交付を受けて退出されます。スクリーニングエリアにて大学より持参したサーベイメータを用い,一時帰宅者及びその持出物品の汚染状況を測定しました。13,000cpm以上で簡易除染, 100,000cpm以上で除染と決められていましたが,簡易除染レベルに達したものはありませんでした。
6月19日(日)には,福島県川内村の中継基地において,富岡町への帰宅者のスクリーニングを行いました。この日も簡易除染レベルに達したものはありませんでした。この日は個人線量記録の交付を担当しましたが,一時帰宅バスのうち1台が警戒区域内で故障し予備車両に乗り換えるトラブルがあり,この故障車両の運転手の線量が立入者中最大でした。
一時帰宅支援に従事した感想ですが,帰宅者の皆さんは遠路避難先から自宅に戻られても2時間しか滞在できず,本当にお気の毒です。スクリーニング作業中に会話を交わす余裕はないものの,持出物品を詰め込んだ袋の重さから,元の生活を取り戻したい思いが伝わってきました。希望者が一通り一時帰宅されるまでには時間がかかるとみられ,支援ニーズも継続するのではないかと思います。(遺伝子機能解析分野RI実験施設 山根)