公開日 2023年07月26日
島根大学総合科学研究支援センター
遺伝子機能解析部門利用者の皆様
−講演会(8月10日、木)のお知らせ−
下記のように講演会が開催されます。ぜひご参加下さい。
第393回 細胞工学研究会講演会
日時:2023年8月10日(木)18時より
場所:島根大学生物資源科学部1号館101教室
演題:大腸菌の生存と増殖における環境応答システムの役割
演者:山本 兼由 氏(法政大学 生命科学部・マイクロナノテクノロジー研究センター)
細菌は単純な単細胞生物であるが、環境に応じた多様な応答で生存する。さらに、その
適応のもとで増殖する。この増殖が環境条件のみに依存するのか、生物システムとして制
御されているのか、明らかではない。細菌の環境応答システムは、環境変化を感知し、終
局的にシグマ因子やレギュレーターがRNAポリメラーゼの機能を変化させ、転写レベルの
作用で応答する。また、環境応答システムが形成するネットワークで多様なゲノム機能発
現を行う。いくつかの細菌では、増殖に必須な環境応答システムが存在し、これらの応答
がDNA複製や細胞壁合成など増殖に必要な遺伝子の発現制御であることが報告されてき
た。しかし、マルチゲノム編集技術HoSeI法で単離した多重ゲノム編集大腸菌株の解析か
ら、大腸菌の増殖に環境応答システムのセンサーが不要だった。これらの結果より、大腸
菌の生存には環境応答システム自体が必要である一方、増殖には代謝と連携したレギュ
レーター機能が必要であることが示唆された。
司会:川向 誠 氏(島根大学学術研究院農生命科学系)
遺伝子機能解析部門利用者の皆様
−講演会(8月10日、木)のお知らせ−
下記のように講演会が開催されます。ぜひご参加下さい。
第393回 細胞工学研究会講演会
日時:2023年8月10日(木)18時より
場所:島根大学生物資源科学部1号館101教室
演題:大腸菌の生存と増殖における環境応答システムの役割
演者:山本 兼由 氏(法政大学 生命科学部・マイクロナノテクノロジー研究センター)
細菌は単純な単細胞生物であるが、環境に応じた多様な応答で生存する。さらに、その
適応のもとで増殖する。この増殖が環境条件のみに依存するのか、生物システムとして制
御されているのか、明らかではない。細菌の環境応答システムは、環境変化を感知し、終
局的にシグマ因子やレギュレーターがRNAポリメラーゼの機能を変化させ、転写レベルの
作用で応答する。また、環境応答システムが形成するネットワークで多様なゲノム機能発
現を行う。いくつかの細菌では、増殖に必須な環境応答システムが存在し、これらの応答
がDNA複製や細胞壁合成など増殖に必要な遺伝子の発現制御であることが報告されてき
た。しかし、マルチゲノム編集技術HoSeI法で単離した多重ゲノム編集大腸菌株の解析か
ら、大腸菌の増殖に環境応答システムのセンサーが不要だった。これらの結果より、大腸
菌の生存には環境応答システム自体が必要である一方、増殖には代謝と連携したレギュ
レーター機能が必要であることが示唆された。
司会:川向 誠 氏(島根大学学術研究院農生命科学系)