公開日 2025年09月16日
第283回 遺伝子機能解析部門セミナー
(第410回 細胞工学研究会講演会)
日時:2025年10月1日(水)15:30-17:00
会場:島根大学生物資源科学部3号館2階211講義室
演題:植物ペプチドホルモン研究のこれまでとこれから
演者:篠原 秀文 氏(福井県立大・生物資源学部)
要旨:
ヒトを含めた動物や、自然を彩る植物は、すべて多細胞生物であり、個々の細胞同士がコ
ミュニーケーションを取りながら生命を維持しています。細胞間コミュニケーションの手
段は多岐に渡りますが、近年、細胞外分泌型のペプチドホルモンが、植物の発生・形態形
成や環境応答に、多様かつ重要な役割を担っていることが明らかになってきています。細
胞外に放出されたペプチドホルモンは、細胞膜を通過することができないため、細胞間隙
を拡散しながら移動し、標的細胞の細胞膜表面に存在する受容体に結合し、情報伝達経路
を活性化することで、自身のもつ情報を伝えます。本セミナーでは、これまで我々が同定
した植物のペプチドホルモンとその受容体のペアを紹介しながら、植物のペプチドホルモ
ンが有する多様な細胞間情報伝達機構について紹介します。またペプチドホルモンがどの
ように保存され、また多様化してきたのかという、植物の進化的多様性に着目して進めて
いる最近の研究も紹介、議論させていただければと思います。
(第410回 細胞工学研究会講演会)
日時:2025年10月1日(水)15:30-17:00
会場:島根大学生物資源科学部3号館2階211講義室
演題:植物ペプチドホルモン研究のこれまでとこれから
演者:篠原 秀文 氏(福井県立大・生物資源学部)
要旨:
ヒトを含めた動物や、自然を彩る植物は、すべて多細胞生物であり、個々の細胞同士がコ
ミュニーケーションを取りながら生命を維持しています。細胞間コミュニケーションの手
段は多岐に渡りますが、近年、細胞外分泌型のペプチドホルモンが、植物の発生・形態形
成や環境応答に、多様かつ重要な役割を担っていることが明らかになってきています。細
胞外に放出されたペプチドホルモンは、細胞膜を通過することができないため、細胞間隙
を拡散しながら移動し、標的細胞の細胞膜表面に存在する受容体に結合し、情報伝達経路
を活性化することで、自身のもつ情報を伝えます。本セミナーでは、これまで我々が同定
した植物のペプチドホルモンとその受容体のペアを紹介しながら、植物のペプチドホルモ
ンが有する多様な細胞間情報伝達機構について紹介します。またペプチドホルモンがどの
ように保存され、また多様化してきたのかという、植物の進化的多様性に着目して進めて
いる最近の研究も紹介、議論させていただければと思います。